貯水槽リニューアルとは?

RENEWAL

①内部パネル接合部FRP樹脂ライニング工事

貯水槽内部のパネル接合部には、ゴム状のパッキンが使われています。劣化が進むと、弾力がなくなり漏水事故へ繋がります。ガラスマット3枚積層によるFRP樹脂ライニングを施すことにより、タンク内部を一体化とし、漏水を防ぎ、なおかつタンク強度も大幅にアップします。

②槽内気相部組立ボルト防錆キャップ取付工事

塩素ガスが気化した水蒸気の結露により、ボルトの腐食が発生し、いずれ錆汁や錆片が落下して飲料水を汚染する恐れがあります。防錆キャップを取り付けることにより、ボルト・ナットを真空密閉状態にし、塩素ガスが気化した水蒸気の結露による腐食の進行を止め、錆汁や錆片の落下による飲料水の汚染を防ぎます。

③外部天板FRP樹脂ライニング工事

外部天板はパネル接合部のパッキンが経年劣化により弾力が落ち、密閉力が低下します。いずれ雨水等の進入による飲料水の汚染が危惧されます。外部天板にFRP樹脂をライニングして補強し、接合部のないシームレスな状態にし、雨水の進入を防ぎます。

④外部劣化防止・防藻コーディング工事

紫外線や暴風により表面のゲルコートが落ち、塗装が褪せ、やがて太陽の光が透過して内部の水温が上昇することで槽内の塩素が消失し、藻が発生する場合があります。水槽全体に、耐久性・耐光性・耐汚染性に優れた貯水槽専用の樹脂塗料にてコーディングを施し、水質汚染・外部劣化を防ぎます。